◇心理面での変化 不機嫌になったりいらだったり、気力が低下したりします。また、強い不安状態に陥ったり、気分が落ち込んだりします。 ◇身体面での変化 主に、自律神経系の機能に変化が見られます。体のだるさを感じたり、疲れやすくなったり、また、頭痛や動悸、めまい、胸の痛みや肩のこり、食欲不振、胃の不快感、便秘などの胃腸症状などが出てきます。
◇行動面での変化 たばこやお酒の量が増えます。食べ過ぎたり、刺激物が欲しくなったり、ひどくなると過食症やアルコール依存症までに達することもあります。人や物に辺り構わず当たり散らす言動などもあります。
私たちのからだは、自然のリズムに沿って活動しています。生活が不規則になると体内の活動リズムも狂い、ちょっとした不安やストレスに対応できずさまざまな自律神経症状が体にあらわれるようになります。これが、いわゆる「自律神経失調症」といわれる症状です。