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Contents
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ストレスと上手につき合う認知行動心理学
INDEX
ストレスへの対処
認知の歪みに気づくコラム法
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自動思考に挑戦するコラム
認知行動心理学とは
自動思考に代わる考えに気づくポイント
視野を広げよう
認知行動心理学の自己学習〔セルフラーニング〕
自動思考とは
コラム集〔こころの柔軟体操〕
認知の歪みに気づくパターン
 
11:コラム集〔こころの柔軟体操〕
→スランプの正体  →自分の“症状”を“診断”しよう  →スランプ症状を知る  →変化を取り入れ、気分を一新しよう  →自信をつけよう  →自信を取り戻そう  →こころに弾みをつけよう  →こころにメリハリをつけよう  →マイナスイメージを一掃しよう  →頭の息抜きをしよう  →自分の良い点を見つけよう  →スランプ体質を改善しよう
自信をつけよう

◆うまくやっている人をモデルにしよう

スランプに陥ると、まわりの人たちがやたらと自信満々に見えたり、自分とかけ離れた有能な存在に見えがちです。「それに比べて俺はダメだな」と、マイナス方向に考える“スランプ思考”に陥ってしまいます。

たとえば報告書の書き方がなっていないと課長に叱られ、落ち込んでいるとします。そうなると次からは、報告書を書く作業が嫌になり、どうしても後回しになります。結局、時間がないまま最後は嫌々やるので、良いものが書けるわけがありません。また叱られ、さらに落ち込むという悪循環にはまります。そのようなときには、うまくやっている人の書き方をまねしてみることです。最初はそっくりそのまま、サルまねでいいのです。そのうち、ここはこういう表現にしたらわかりやすいかもしれない、あるいは、ここは図解にしてみようなどと、自分なりのアイデアもでてきます。

身近にいる人で、仕事のペース配分がうまい、報告書の書き方がうまいなど、スランプ知らずでバリバリやっている人のスタイルをまねしてみることで、マイナスにつながりがちな自分の気持ちにストップをかけるのです。まねすることは、なにも仕事に限定する必要はありません。歩き方から話し方、相づちの打ち方まで、すべてまねしてしまうのもいいでしょう。これも、スランプに深入りしないための一つの方法です。

“すべての芸術は模倣から始まる”という言葉がありますが、まねは、それに終始するのでなければ、決して恥ずかしいことではありません。偉大な芸術家たちもその出発点では先人や師の芸術を一所懸命に模倣したのです。ピカソだっていきなり破天荒なスタイルの絵を描きだしたわけではないのです。最初はオーソドックスな写実絵画にならって描いていました。最初はまねでもいいので、とにかく形からはいって自分の意識を変えてみるのです。そうすれば、行動も思考も自然にポジティブに変化していくことでしょう。


◆成功している姿を想像してみよう

頭の中のイメージと、心身との結びつきの関係は強いのです。スランプ中は、つい“スランプ思考”が頭をもたげて悪いイメージを描きがちですが、成功イメージが描けるまで何度も挑戦してほしいものです。そこで描いたイメージは、自信をもたらすとともに、実際の場面で成功しやすくしてくれます。

たとえば翌日、会社で苦手な調査発表をしなければならなかったとします。そんなときは、会議室で、自分の作成した資料を提示しながら、うまく発表している自分の成功イメージを思い描いてみるのです。話はなめらか、出席者はうなずきながら聞いています。最後の決めゼリフも見事に決めました。そんなイメージを描ければ、翌日出勤するときのこころも軽くなるでしょう。


◆サクセスストーリーを読もう

歴史小説がビジネスマンに好まれる理由を考えてみると、物語の主人公にビジネスマンとしてどう生きるべきか、一つのモデルを求めているといえます。もちろん、厳しいビジネス社会で生き残るための成功モデルです。自分がこれからどうしていいのかわからないとき、ふるまい方や人身掌握法などのモデルを、歴史上の人物に見出そうとしているといっていいでしょう。

さまざまな作家が、さまざまな角度から上に立つ者、立とうとする者、立てなかった者の心理や行動を描いています。それを歴史上の物語としてではなく、現代を生きる自分たちにも通じるものがあるに違いないと思って読むため、歴史小説はいつまでたっても、あきられることがありません。

小説に限らず、立身出世を果たした人の伝記でも同じような効果がありますが、自伝はあまり良いモデルにならないかもしれません。自分のこととなると、ついきれいごとや抽象論で終わりがちなことが多いからです。できるだけ、成功するまでの過程が、ドロ臭く、なまなましく描かれたもののほうが、現実味があってイメージしやすいでしょう。

これは、小説に限りません。映画やマンガでもいいのです。具体的に視覚化されている分、人によってはイメージしやすいかもしれません。


◆成功体験を聞いてみよう

他人の成功体験を直接聞くというのは、有名人の話に限らず、得るところが大きいものです。イメージがよりつかみやすいうえ、わからなかったら聞き返すこともできます。

スランプに陥った人は、つい「自分ひとりでなんとかしなければ。でもどうしよう」と、結局考えが同じところをグルグル回りがちですが、“案ずるより聞くが易し”です。たとえば仕事で問題を抱え、スランプに陥ったとき、まわりを見渡して、「そういえばあの人も、以前似たようなことで苦労していたみたいだな」と思う人がいたら、聞いてみましょう。

そして、その人と同じことをする自分の姿を頭に描きます。実際に身近でうまくいった人の例なので、よりリアリティを持って描けるはずです。できればそれを手がかりに、「自分の場合はもっとこうしたほうが良いだろう」とアレンジできれば、さらにスランプ脱出の糸口が見つかりやすいでしょう。
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