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Contents
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ストレスと上手につき合う認知行動心理学
INDEX
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こころの中の会話
自動思考に挑戦するコラム
認知行動心理学とは
自動思考に代わる考えに気づくポイント
視野を広げよう
認知行動心理学の自己学習〔セルフラーニング〕
自動思考とは
コラム集〔こころの柔軟体操〕
認知の歪みに気づくパターン
 
11:コラム集〔こころの柔軟体操〕
→スランプの正体  →自分の“症状”を“診断”しよう  →スランプ症状を知る  →変化を取り入れ、気分を一新しよう  →自信をつけよう  →自信を取り戻そう  →こころに弾みをつけよう  →こころにメリハリをつけよう  →マイナスイメージを一掃しよう  →頭の息抜きをしよう  →自分の良い点を見つけよう  →スランプ体質を改善しよう
こころに弾みをつけよう

◆1日の活動スケジュール表をつくろう

スランプのときは、頭の中で考え悩むばかりで、行動に移すことができません。逆にいえば、とりあえず行動すれば、スランプからも脱出しやすくなります。そのための手がかりが、「活動スケジュール表」になります。

これは、行動の成果を上げるためではなく、活動の手がかりを求めるためのものですから、難しく考える必要はありません。朝起きたら、その日やりたいことを、おおざっぱでいいから書いていきます。1時間単位で埋めていけばいいのですが、その時間にやることをびっしり書く必要はありません。この時間内でやりたいことを一つ決めてそれを書きます。そして、スケジュールどおりにできたか、「遂行度」の欄に5段階評価で書きます。また、うまくやれたか、「達成度」も5段階で評価します。

このとき、スケジュールに縛られる必要はありません。ほかにやることができたら、それをやればいいのです。あくまで行動を起こすための手がかりですから、なくても行動できるようでしたら、それで十分目的は達成できたことになります。

<スランプ退治のきっかけは、1日の行動予定づくりから>
● 活動スケジュール表の作成例 ●

時 間
活 動 予 定
落ち込み度
満足度
9:00〜10:00 得意先への電話
10:00〜11:00 資料のファイリング
11:00〜12:00 企画書作り
12:00〜1:00 昼食
1:00〜2:00 企画書作り
2:00〜3:00 会議の資料集め
3:00〜4:00 会議
4:00〜5:00 上司へ報告
5:00〜6:00 退社
6:00〜7:00 買い物
7:00〜8:00 友人と食事
8:00〜9:00 帰宅
9:00〜10:00 入浴
10:00〜12:00 テレビ、就寝


◆「ヨシッ」と気合いを入れよう

この「ヨシッ」は、声に出すことで緊張や恐怖をなくし、集中力を高めるためのものですが、同時に頭を切り替えて行動にふみ出すふんぎりをつける効果も持っています。それまで作戦などをあれこれ練っていた思考をストップさせて、とにかく思いきりぶつかっていこうという積極的な気分に切り替えるのです。

たとえば、仕事や勉強をするときなどに、「ヨシッ」とか「さて」と声に出してこころに弾みをつけている人は多いはずです。そんな人は、なにも声を出さずに、じっと一日中机の前に座っている人より、はるかに仕事や勉強ができるのではないでしょうか。

スランプに陥った人というのは、行動をためらいがちです。いつまでもクヨクヨと悩み、その悩みをひきずったまま、嫌々次の行動に移ります。当然、能率は悪くなるので、同じことをしてもふだんよりはるかに時間がかかります。そこでまた悩みが生まれるといった悪循環になります。その悪循環を断ち切るうえで有効なのが、“ヨシッ効果”なのです。

スランプ時には、これを朝から意識的に多用してみるのもいいでしょう。たいてい、スランプのときは、朝起きるのが憂うつなものですが、そこで「よしっ、起きるぞ!」と声を出してみます。起きたら、「ヨシッ」と声に出してさっとカーテンを勢いよく開けて、朝日を真正面から浴びます。嫌々ながら起きるのに比べて、格段に気持ちが充実してくるはずです。

嫌な仕事、難しい仕事でも、「ヨシッ」と声をかけると、こころに弾みがつくものです。子供だましみたいじゃないか、と思う人もいるかもしれませんが、実は、この“子供だまし”が大切なのです。スランプのときは、何でも複雑に考えすぎる傾向があります。それを、どこかで断ち切るには、単純な方法ほど効果があります。いわゆる“理外の理”の力を借りることも、スランプ脱出には欠かすことができません。


◆失敗を恐れない

「こわいのは失敗することではなく、失敗を恐れて何もしないことだ」。これは本田技研工業の最高顧問だった故本田宗一郎氏の有名な言葉です。

もちろん新しいことをやろうとすれば、ときには手痛い失敗をすることもあります。ですが、失敗から学ぶことや、成功の糸口をつかむ場合もたくさんあります。失敗の悔しさを知るからこそ、成功の喜びや感動を深く感じることができるのです。まさに「失敗は成功の母」、失敗は単なるムダなものではありません。

それなのに「どうせ失敗するから」などと、失敗を恐れるあまり、何も行動しなくなってスランプ状態になっている人も多いのです。そうやって、頭で考えるだけで何もしないままでは変化はなく、スランプ脱出も難しくなります。たしかに、スランプで落ち込んでいるときほど、失敗は怖いものです。それでも勇気を出して、失敗してもともとという気分で行動の一歩を踏み出してみることです。

新しい挑戦が運良く成功すれば、自信の回復にもつながるし、「これがうまくいったから、次はあれをやってみよう」と、積極的に次の挑戦への意欲も出てきます。もし失敗しても、とにかく行動を起こしたことで、何か変化の糸口が見つかるかもしれません。「こうやったから失敗したけど、やり方を変えればうまくいくかもしれない」という発見があるかもしれません。いずれにせよ、行動しないことには何も生まれないのです。

とにかく行動を起こしてみて、万が一失敗しても、「どうせ自分はダメなんだ」とマイナス思考で自分を追い詰めるのではなく、「よく頑張った」と自分を励ますプラス思考を持つこと、成功したら「やればできるんだ」と、自分を奮い立たせてやることが大切です。そうやって挑戦を積み重ねていけば、かならずスランプ脱出の道も見えてきます。

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