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自動思考とは
コラム集〔こころの柔軟体操〕
認知の歪みに気づくパターン
 
11:コラム集〔こころの柔軟体操〕
→スランプの正体  →自分の“症状”を“診断”しよう  →スランプ症状を知る  →変化を取り入れ、気分を一新しよう  →自信をつけよう  →自信を取り戻そう  →こころに弾みをつけよう  →こころにメリハリをつけよう  →マイナスイメージを一掃しよう  →頭の息抜きをしよう  →自分の良い点を見つけよう  →スランプ体質を改善しよう
こころにメリハリをつけよう

◆生活のリズムを取り戻そう

スランプ状態にあると、知らないうちに生活リズムを狂わせていることがあります。スランプから脱出するために、意識的に行動のリズムを変えたとしたら問題はありませんが、ただダラダラと毎日を送りながら、生活のリズムが狂ってくるのは問題です。そうなると、こころの落ち込みから立ち直りづらくなります。

生活リズムをつくるといっても、これがなかなか難しいのです。そこで、一つの方法として、自分を外から管理する方法を考えてみます。なんでも良いので、かならず毎日実施することを決めます。

“儀式”はごく平凡なものでいいのです。ベランダの花に水をやる。プラモデルをつくる。クラシック音楽が好きな人なら、寝る前に10分でも20分でも、音楽を聴く。そういう“儀式”が生活にアクセントをつくることになり、リズムを取り戻すきっかけになります。


◆締切時間を決めよう

“スランプ行動”をとっている際の大きな特徴の一つに、意思決定が鈍くなっているということがあります。考えがなかなかまとまらない、何をすればいいかわからない、あるいは行動にリズムがなく、結局メリハリのないままいつまでも同じ作業を続けてしまいます。

そんなときには、自分でタイムリミットを設定し、無理矢理、エイヤッという気持ちで締切日や締切時間をつくってしまうのです。何日までに必ずこれをやろう、完璧なものでなくていいから、とにかくやってしまおうと自分を追い込みます。

実はこころの中では、いま自分が何をすればいいかわかっていることのほうが多いのです。ただ、実際に行動に移すのを、無意識に怖がっているにすぎないのです。そこでとにかく行動を起こすきっかけとして、締切日を強引に設定し、決めてしまうのです。

この締切日の設定がグズグズしがちの“スランプ行動”にメリハリをつけるきっかけになります。スランプに陥っているヒマなどないほど、行動的なあなたに変身できると思います。


◆直感を信じよう

たとえばレストランで食事をするときや、買い物のとき、いままで一度も迷ったことがないという人はいないでしょう。とくにスランプに陥っていない、ふつうの心理状態のときでも、目移りがして優柔不断になってしまうことは誰にでもあります。ですが、こうした場面で、必ずといっていいほど、迷いに迷う人がいます。

レストランでメニューを見たときに、なんとなくカレーライスのところに目がいきました。しかしいろいろながめているうち、ハンバーグもよさそう、ポークソテーもいいな、などと迷い始めます。そうこうするうち、隣の席の人のところへ、ウエイトレスがチキンライスを運んできたりすると、ぷんといい匂いが鼻先をかすめ、思わずよしこちらもチキンライス、と注文してしまいます。ところがその直後に、「ああやっぱりカレーだったかな、しまったな、注文しなおそうかな……」と、後悔しはじめるのです。

実は、一見スランプとはなんの関係もなさそうな日常行動においても、スランプに陥りやすい思考が養われてしまうのです。迷うことに慣れてしまうと、いざというときに、行動にリズムが生まれず、ズルズルと悪循環にはまっていってしまうのです。レストランや買い物など、日常的な場面で何かを決断しなくてはならないとき、いちばん最初に頭に思い浮かんだことを実行してみてください。第一印象、いわゆる直観を信じてみよう、ということなのです。

いくつか選択肢がある中で、いちばん最初にAだと思ったら、Aを選びます。そのときに、後でやっぱりBがいいかな、と思ってBにすると、なんでAにしなかったんだろう、という後悔が生じやすくなります。Aにしようと思い、そのあとBにしようかなと思っても、とりあえずAにしてみます。それで満足感を得られれば、自分で決断したという自信もつきます。やっぱりダメだったかと思えば、それからあらためてBにしても遅くはないのです。

スランプのときは、自分に自信が持てなくなっているので、ささいなことでも優柔不断になりがちです。まわりのつまらない情報にふりまわされ、結果が思わしくないと、さらに深刻なスランプに陥る可能性もあります。レストランでの食事や買い物は、スランプ退治の簡単なトレーニングと考えていただければよいでしょう。外で勤めている方なら、外食の機会も多いはずです。毎日、食事のたびに第一印象で選んでみましょう。このトレーニングをすることで、一度決めたらとにかく決めた方向へ進んでみようといった、こころのメリハリも生まれてきます。

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