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Contents
ストレス雑学
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こころの健康診断
「治すためのメンタルヘルス」から、『予防し高めるためのメンタルヘルス』へ
上司のためのメンタルヘルス〔ラインによるケア〕
INDEX
メンタルヘルスにおける上司(同僚)の役割
治療から職場復帰
職場不適応対策の実際
上司のためのリスニングスキル
4:上司のためのリスニングスキル
→「聞く」から『聴く』へ    →こころで聴こう   →思いやりは行動で表そう    →受容−相手の自己表現を受け容れる    →受容−コミュニケーションはキャッチボール    →受容−成長を援ける聞き方とは    →共感的理解   →聴くことは自己の人間的成長から    →自他に誠実に聴こう   →聴くことはお互いの成長のはじまり    →職場相談の進め方    →相談場面を設定しよう    →リスニングのポイント〔標語〕
聴くことは自己の人間的成長から
◆あたかも自分のことのように感ずる

ここまで、聞き方の三大要素である、傾聴・受容・共感について述べてきましたが、これらは技法であると同時に、それを支える心のことでもあります。意識してできる部分もありますが、大部分はその人の人間性と密接にかかわっている、その人なりの機能といえます。したがって、自然にその機能が働くように、修練するとともに、自己の人間的成長に努めることが必要です。

傾聴は、まだ自分の意識によってコントロールすることはできますが、実際に人の話を聞いている最中に、傾聴だ、やれ受容だ共感だなどと、いちいち意識してはいられません。もしそんなことを考えていたら、それが妨げとなって、人の話が聴けなくなります。

人を理解するということも同じです。あまりそれにこだわると、逆の結果になるでしょう。一人の人間が、他人を理解するということは、ほとんど不可能です。この宇宙で一人ひとりは、唯一絶対の存在なのですから、今まで述べてきたような聞き方をしても、そう簡単にわかるものではありません。

相手を理解するということは、一種の想像力の行使でもあります。話し言葉は、その人の声という音波として、ボディランゲージは光波によって伝わり、皮膚感覚は、体波(熱)を捉えるなど、聞き手は言語・非言語コミュニケーションによって、相手からの情報を得ますが、それはいずれも部分的なものです。それらを手がかりにして、推察・洞察を加味した想像力によって、その人の内面を窺い知るのです。

時には、それらを超えた本能的な直感力、あるいは後天的な直観力によって、理解を得る場合もありますが、どちらにしろ、相手のすべてを明確に理解するということはできません。

同じ職場で、長年顔をつき合わせていても、同じ釜の飯を喰った仲でも、あるいは親子・夫婦の間であっても、本当のところはわからないでしょう。

一所懸命聴いても、相手を知ることはわずかですし、その機能やパーソナリティを、医学・心理学・社会学的に、さまざまな検査によって調べることはできますが、その結果も人間のごく一部の、点と線に過ぎません。
 
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