コーチングとは
コーチングとは、相手の能力を最大限に引き出し、自発的な行動を促進するためのコミュニケーションの技術です。多くの場合、ゴールを達成したり、障害を打開するための答えや能力はその人自身が持っています。その能力を引き出し、相手の自発的な行動を促進するのが"コーチング"です。

研修の狙い
◇ 職場の活性化と部下の能力開発のためのコーチング能力の修得
◇ 効果的な部下指導育成
◇ 動機づけによる自発性の促進
◇ 精神的な問題の効果的解決と予防

コーチングの役割
コーチは、「自発的な行動を促す人」であり、それを可能にするコミュニケーションスキルを持っている人のことです。コーチの役割は、部下（後輩）とコミュニケーションを交わすことによって、部下（後輩）が実現したいと願っているゴールを明確にし、それを可能な限り短期間で達成できるようにサポートすることです。その過程において、アクションプランを共に練る、障害となっていることを明確にする、必要である協働体制を創る…などを行っていきます。このプロセスを"コーチング"といいます。

コーチングの方法
コーチングは、コーチと部下とのパートナーシップで行われます。理論だけではなく、実践を通じてコミュニケーション・スキルを習得します。
知っている(理解レベル)→やってみる（行動レベル）→やり続ける（成果レベル）へ

コーチングの成果
◇ 部下の能力ややる気が高まる
◇ 部下の目標（望ましい未来）が明確になる
◇ 職場の人間関係が良くなる
◇ 職場の生産性が向上する
◇ 心身のストレスが減る
◇ 創造性を発揮することができる
◇ 未完了を少しずつ完了させることができる
◇ゴールを達成されるまで意識を集中し続けることができる…ｅｔｃ．

３つの基本的な考え方
（1） 人は皆､無限の可能性を持っている！
（2） その人が必要とする応え(答え)は、その人の中にある！
（3） その応え(答え)を見つけるには､パートナーが必要である！

アメリカの経営者や大統領はコーチがいます。また、有名なスポーツ選手には必ずと言っていいほど、素晴らしいコーチがいます。有名なところですと、シドニー五輪の女子マラソンで金メダルを獲得した高橋尚子選手には小出義雄コーチがいます。選手だけでは気づかないところを客観的に外からサポートし、その能力を引き出すサポートをする役割を担います。

もし、あなたのサポートをしてくれるコーチがいれば業務を効率、活性化させるだけでなく、人生設計の上でも有効な方向に導くことが可能となります。
コーチングの範囲は目的の達成と過程（プロセス）をサポートすることです。