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医師は最高のサポーター
うつ病であることを自覚するまでのプロセス
診療科目について知っておこう
うつ病を治すための7つのポイント
うつ病の治療:急性期治療
うつ病の治療:継続期・維持期治療
うつ病が慢性化した場合
新しい抗うつ薬として登場したSSRI
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うつ病の治療:継続期治療・維持期治療 |
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◆再燃・再発を予防することが目的 |
経過を表わすのに、症状がすべて消えたことを示す「寛解」を含めて4つの用語があります。寛解してから2ヵ月以内に症状が再び起こり、もとのうつ病にもどってしまった場合には「再燃」といいます。寛解が2ヵ月間以上続けば、うつ病から「回復」したといいます。回復後すなわち寛解して2ヵ月以降にうつ病が起これば、「再発」と呼びます。
抗うつ薬が症状を改善してみかけの寛解が得られても、慢性疾患であるうつ病そのものの改善には、なお時間が必要であると考えられます。
「継続期治療」では、再燃を予防することを目的とします。初めてうつ病になった方では、再燃が起こるかどうかを精神科医が予想することは不可能です。そこで寛解した後でも、継続治療として抗うつ剤を4〜9ヵ月(うつ病の平均持続期間)にわたって服用します。その薬や量は、急性期治療で服薬したのとほぼ同じです。
「維持期治療」では、症状のない状態を引きつづいて維持させ、再発の予防を目的とします。寛解後1年以内に抗うつ薬療法を中断すると、50%の確率でうつ病が再発すると報告されています。もし1年以上服薬を続けていれば、再発率は10〜15%に下がります。ですから2年間は、服薬を続ける必要があります。
いろいろな治療法によって、うつ病が再発しないですむ割合を長期間にわたって比較したのが次のグラフです。抗うつ薬の服用が有効であることが分かります。
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