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1 キャリアデザインを考える
6 キャリアをデザインしよう
2 キャリア発達のプロセス
7 キャリアデザインのフレーム
3 「何になりたいか」よりも『何をしたいか』
7 デザインとドリフトのハーモニー
4 キャリアの主人公
9 キャリア・アンカーとは チェックリスト メンバー限定
5 「生きがい」から『居がい』へ
10 エッセー&コラム
8:デザインとドリフトとのハーモニー
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◆マイケル・アーサーの3つの問い

米国サフォーク大学のマイケル・アーサー(Michael Arthur)は、次の3つの問いかけがキャリアの内省には大切だと主張してきました。

エクササイズ 自分についていったいなにを知っているか

次の3つの問いについて、それぞれ3、4行程度のメモでいいので、ノートに記してみましょう。
  1. 自分ならではの強みはどこにあるのか
  2. 自分があることをしたいとき、それをしたいのはなぜか
  3. 自分はこれまで誰とつながり、その関係をどのように活かしてきたか

それぞれ、(1)知識と技能、(2)自分ならではのアイデンティティ(自我同一性)や信念、仕事の場にもちこむモティベーション、(3)対人ネットワークに関連しています。上記の3つの問いは、「自分についていったいなにを知っているか」という観点から、次のように言い換えられます。

(1)自分のノウハウを知る(knowing how)
(2)自分のノウホワイを知る(knowing why)
(3)自分のノウフームを知る(knowing whom)

1.の問いは、シャインの能力・才能の問いに、2.の問いは、動機・欲求と意味・価値の自己イメージの両方にかかわっています。3.の問いは、アーサー独自の視点ですが、他者とのかかわりの中からキャリアを切り拓いていくことの多い日本の産業社会では、米国以上に重要な問いかもしれません。

全体としての組織、たとえば会社がいい戦略的経営をするためにも、この3つと同様な問いかけが必要とされます。自社の独自能力やコア・コンピタンス(会社のノウハウの集積)を確かめ、なぜこの事業を営んでいるのかの経営哲学や理念、およびコーポレート・カルチャー(ノウホワイ)をはっきりさせ、自社が弱いところでは積極的に他社と戦略的な提携(ノウフームの実現)をしていく必要があります。

さて、人生を80年生きるとしたら、それは日数に換算すると約29220日です。キャリアをデザインするというのは、3万回近くも、毎朝「人生いかに生きるべきか」と問うことではありません。それは、節目のみに問われるべき問いです。その少数の大きな節目に出会ったときに、過去を意味づけ、将来を構想することがなければ、自分のキャリアにデザインの要素がなくなってしまいます。ストラテジー(戦略的展望)なしに生きていることになります。お世話になった人とのつながりのなかで、キャリアが必ずしも自己決定ではなく他律的に決まってしまうことが多いことから、なおさらのこと、節目には必ず自分でデザインし選び取るのだという発想を大切にしたいものです。


◆ヒューマンネットワーク・人脈づくりの大切さ


節目は、自分で切り拓いているようでも、かなり大勢の人のお世話になっているものです。節目をくぐるとはそういうものなのです。もし、その種の周りの支援、ソーシャル・サポートがなければ、節目の経験はストレスフルなものになります。

  1. キャリアの節目のデザインは、自分で選び取る
  2. 節目にさしかかるとき、あるいは、人生そのものが、他のひとたちとのつながり、相互依存のなかに自分がいる

自分で選ぶことと、たくさんのアドバイスがネットワークからあるということとは、表裏一体なのです。
だからこそ、キャリアをデザインする際には、人づくり、人つなぎを意識していただきたいのです。

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