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気分転換のすすめ
自己表現のすすめ
心地よい睡眠のすすめ
ストレスに強くなる食事
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心地よい睡眠のすすめ |
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◆心身の疲労を回復させる深い眠りのノンレム睡 |
睡眠不足が続くと、心身の疲れが回復できず、情緒が不安定になり、さらにストレスをため込んでしまいます。しかし「疲れているのに眠れない」「寝ても疲れがとれない」という経験をした人も多いのではないでしょうか。そこで、睡眠のメカニズムを知ることから始めましょう。
睡眠には浅い眠り(レム)と深い眠り(ノンレム)の2つの種類があり、約90分の周期で交互に繰り返されています。そして、ノンレム睡眠時のもっとも深い段階で、成長ホルモンが分泌されます。このホルモンに心身の修復機能や疲労回復の作用があることが分かっています。つまりぐっすりと眠らなければ、疲労はとれないのです。
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◆睡眠・覚醒リズムに合った規則正しい生活で快適睡眠 |
人間を含めた動物は本能的に時を計る「体内時計」を持っているといわれます。よく知られているのは夜になると自然に眠くなり、朝になると目が覚める、睡眠・覚醒リズムです。この本能的なリズムに逆らわずに眠り、起きるように習慣づければ、快適な睡眠が得られます。
しかし、現代社会において規則正しい生活を続けることは至難の業です。そこで、せめて朝だけは必ず決まった時間に起きるよう心がけましょう。不眠症の人が、「十分に眠れなくても毎朝同じ時間に起きる」よう医師の指導を受け実行したところ、睡眠薬投与と同様の効果があったそうです。
「枕が変わると眠れない」とよくいわれますが、寝室を毎日同じ環境にしておくことも大切です。明るさを一定に保ち、自分が最も落ち着ける空間にしておきましょう。温度は夏場で23〜25度、冬場で12〜13度、湿度は50〜65%くらいに保つと、心地よく眠れます。
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◆眠らなければと考えずに脳とからだをリラックス |
「眠らなくては」と強迫観念をもつと、脳の感覚中枢が刺激され、ますます眠れなくなってしまいます。脳とからだがリラックスするよう、ゆったりとした音楽をかけるなど、睡眠中枢がうまく機能する状況をつくりだすことが大切です。
仕事で疲れているのに寝つかれないのは、精神的に疲れていても、からだが疲れていないからです。ウォーキングなどの軽い運動で、からだに負荷をかけましょう。逆にからだの疲労が激しい場合は、ベッド上で横になってのストレッチングなどが効果的です。いずれも覚醒中枢を刺激しないよう短時間で切り上げることが大切です。また、不眠を治すツボ療法も効果があります。東洋医学では、人間の体は「五臓」(肝、心、肺、腎、脾)と「六腑」(胆、小腸、胃、大腸、膀胱、三焦)によってコントロールされていると考えられていますが、その五臓六腑を流れるエネルギーの道を「経絡」といいます。そこの流れが悪くなりやすい場所を「経穴」といいます。この経穴が快眠のツボです。 |
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