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メンタルヘルス不調者への対応
こころの重荷が軽くなるように、話を聴いてあげるのがいちばんです。「疲れがたまっているのかな?」「何か悩んでない?」など、よく話を聴いてあげることです。話し合うときには、本人としてはプライベートな問題なので、とても緊張して恥ずかしく感じているものです。次にあげた注意点に気をつけながら、支えてあげてください。
◆まず休養をとらせる
自分の能力以上の仕事を抱え込んでいる場合は、休ませることが先決です。体をこわせば、何の得にもならないことを説明して、仕事をほかに割り振るようにします。納得しないときは「疲れているから休んだ方がよい」と説得してみましょう。
◆相談の内容は、ほかの人にはもらさない
こころの不調を感じていても「会社にバレたらクビになる…」などと本人は考えていることが多いものです。
相談を受けるときは、内容を他人にもらさないことを約束するようにします。配置転換など上司に相談する必要がある場合でも、本人の了承を得てから上司に話すようにしましょう。信頼を裏切ることをしてはいけません。
◆アドバイスしようとは思わず、ただ、話を聴いてあげる
相談を受けると、何かアドバイスをしなくてはと思ったり、叱咤激励、一般的な精神論などに走りがちです。しかし、それはかえって逆効果です。こころの不調を抱えている人は、自分の話をただ聴いてもらい、つらい状況や苦しみをわかってもらえるだけで、気持ちが軽くなることも多いのです。あなたが解決策を説いたところで、本人のこころの問題なので、あまり役には立ちません。
話しながら泣きだしたり、怒りだしたりしても、よく話を聴いてあげることを心がけましょう。
◆酒を交えての激励はタブー
部下や同僚の気持ちが沈んでいるときに「仕事が終わったら、酒でも飲みながらゆっくり話を聞こう」と言う人がいますが、避けた方が賢明です。健康なときはよいのですが、こころが疲れているときは、これが負担になります。酒は交えずにコミュニケーションをとるようにしましょう。
◆重大事項の決定は先送りに
ストレスに耐えられずに「うつ病」になると、否定的な考え方をしたり、会社を辞めるなどと言うこともあります。すべてに悲観的になっているので、退職など人生の中での重大な事柄の決断は、快復するまでさせないようにします。「今はこころが疲れているから、元気になってから決めても大丈夫」と言ってあげましょう。
◆メンタルヘルスの専門家に助言をもらうようすすめる
やはり様子がおかしい、こころの病になっていると思われる場合は、家族のサポートも重要になってきます。
職場での現状を家族に話し、これからどのように対応していくかを話し合っておきましょう。必要であれば、メンタルへルスの専門家への相談や診察を仰ぐように助言していきます。
また、安心して治療ができるように、休職や復職の手続き、周囲への理解を深めておくことも必要です。そして職場環境を改善することも考えておきましょう。
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