logomark 個人の輝きと組織の活性化を応援します!
ライフデザイン研究所-LifeDesign Institute-
TOP 各種パンフレット 会社概要[メンタルヘルス EAP] お問い合わせ[メンタルヘルス EAP] 個人情報保護ポリシー[メンタルヘルス EAP] サイトマップ[メンタルヘルス EAP]
経営コンサルティング/組織開発
人材開発/研修セミナー
ストレスチェック [メンタルヘルス]
キャリア & 心理カウンセリング
Member Login
会員企業の方は、こちらよりログインしてください。
ID
PASS
 
⇒パスワード忘れはこちら
⇒新規ご入会案内はこちら
Contents
ストレス雑学
ストレスと上手につき合う認知行動学
ストレスコントロール
うつ病とこころの病気
上司のためのメンタルヘルス
コーチング&ファシリテーション
セクハラ&パワハラ
家族のためのメンタルヘルス
ストローク“こころの栄養素”
キャリアデザイン
F ・・・ フリー
F/M ・・・ 一部メンバー限定
M ・・・ メンバー限定
レ ・・・ チェックもの有
 
こころの健康診断
「治すためのメンタルヘルス」から、『予防し高めるためのメンタルヘルス』へ
上司のためのメンタルヘルス〔ラインによるケア〕
INDEX
メンタルヘルスにおける上司(同僚)の役割
治療から職場復帰
職場不適応対策の実際
上司のためのリスニングスキル
2:職場不適応対策の実態
→職場不適応状態の特徴   →職場不適応者に接するとき   →職場不適応の判断   →職場不適応と判断するその前に   →周囲が気づく「変化」と自分で気づく「変化」   →職場不適応の2つのタイプ   →職場不適応状態になりやすい状況   →SOSのサインをキャッチする   →対応のポイント   →カウンセリング・マインド
職場不適応状態の特徴

職場ストレッサーに直面した社員が、持続するストレッサーに適切に対処できず、ストレス状態(反応)が持続した場合、職場不適応に陥る場合があります。ところで、職場不適応とは何でしょうか。

職場不適応とは、一般に“個人と職場環境との相互関係から心理的不全感と身体的不調感を自覚した状態”といわれています。また、このような職場不適応の特徴は、その初期である「不適応状態 I」から、深化した過程である「不適応状態 IV」まで、4段階に分類して示されています。それぞれの段階で、本人にとってどのように自覚されるかという「本人の自覚内容」と、周囲からどのように観察されるかという「周囲から観察される行動」との特徴的な内容を図に示します。

不適応状態の特徴

不適応状態T
軽度の睡眠障害
(夜半の目覚めなど)
緊張感
ほとんどなし
不適応状態U
焦り、緊張感、イライラ感
睡眠困難、動悸
食欲不振、感情の変動
攻撃的な物腰、とげとげしい態度
急激な気分の変化、結論を急ぐ
口論の増加、落ち着きのない態度
不適応状態V
仕事での自信喪失
集中力や注意力の低下
睡眠障害、動悸
食欲不振、発汗
根気低下
ミスの増加、気おくれした物腰
物忘れ、ぼんやりした様子
簡単な指示を聞き直す
取りかかりの悪さ、判断力の低下
むいていない…と言う
不適応状態W
孤独感、抑うつ感
自責感、出勤拒否感
判断力や決断力の低下
睡眠障害、動悸
食欲不振、発汗
ミスの増加
物忘れ、苦悩の表情
消極的な態度
妙にはしゃいだ態度
口数の増加、優しさの増加

図に示すとおり、初期の段階に、特に「不適応状態 II」では、焦りや不安感などの心理的な反応の自覚が認められることや、周囲から見ても態度が攻撃的であるなどの変化が伺えることがわかります。また、初期の段階では

仕事上にも大きな問題は認められませんが、次第に注意力の低下、ミスが増える、忘れっぽくなる、などの行動面での反応も認められ、仕事上や対人関係での問題も認められ始めます。さらに、第四段階(不適応状態 IV)では、自責感や孤独感などの抑うつ感の前駆状態や、出勤困難などの行動面での特徴も認められることがわかります。特に、第四段階の場合には、専門医による精神医学的対応が必要な場合が考えられることから、早急に専門家につなぐことが望ましいと考えられます。
BACK UP NEXT

* i n f o r m a t i o n !
  メンタル不調者への対応法、リスニングスキルなどを学びたい方は、
  お気軽に「ライフデザイン研究所」にお尋ねください。
→→→
i n f o r m a t i o n ! *

Copyright© 2000 LifeDesign Institute. All rights reserved.