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Contents
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コーチング&ファシリテーション
INDEX
コーチングとは
体験学習を日々の組織で活かすには
コーチング・スキル メンバー限定
ファシリテーターはプロセスに関わる人
GROWモデル メンバー限定
ファシリテーターは脇役
コーチング事例集 メンバー限定
ファシリテーターの行動基準
コーチング・フレーズ集 メンバー限定
ファシリテーターの心得7ヵ条
コーチング質問集:オープンクエッション メンバー限定
会議とは メンバー限定
コーチング質問集:設問 メンバー限定
会議をファシリテートする メンバー限定
ファシリテーションとは
 
8:ファシリテーションとは
ファシリテート(Facilitate)は、直訳すると「たやすくする」という意味です。さらにファシリテーションを「中立的な立場でチームのプロセスを管理し、チームワークを醸成し、チームが成果をあげるのを支援すること」と定義しています。ファシリテーションの活用場面は図表の通り幅広く、問題解決型のファシリテーションはさらに3つのレベルに分類することができます。

ファシリテーションの活用場面


問題解決型ファシリテーションのレベル
レベル
種類
種類
担う人
レベル1 会議 会議の始まりから終わりまで。会議の事前準備は不可欠ですが、会議での決定事項を会議後にフォローすることは通常、求められていません。 議題のオーナーに依頼された人。ファシリテーションを依頼できる人がいなければ、会議参加者の一人が担うことになります。
レベル2 チーム プロジェクトチームの立ち上げから解散時まで。チームメンバーが集まって作業をするときに支援し、会議の後のフォローをする必要もあります。プロジェクト・マネジメントの機能と重なる部分が少なくありません。 プロジェクトリーダーまたは、プロジェクトマネージャー。サブリーダーをファシリテーターに任命することも可能です。
レベル3 組織
(組織変革)
複数の部門にまたがる組織変革プロジェクトにおいて、変革実行フェーズで。組織横断的なプロジェクトの立ち上げや支援、社員巻き込みのプロセス設計や実施、変革プロジェクトチームの行動計画実施のフォローなどが含まれます。 変革推進プロジェクトチームのメンバー。または、現場組織の管理職にファシリテーターの役割を委ねる場合もあります。

〔出所:ピープルフォーカス・コンサルティング〕



◆いまなぜファシリテーションか

なぜいま、ファシリテーションが注目されるようになったのでしょう。まず、会議の効率性が見直されているという背景があります。製造現場に目を向ければ、乾いた雑巾を絞るほどにムダを排除する努力が払われています。その一方で、ホワイトカラーは、ムダな会議が多いと嘆いています。会議の効率性向上は、組織生産性向上の切り札といっても過言ではありません。

ところで、ファシリテーターは、「会議を効率よく進める進行役」と位置づけられがちですが、その役割はそれだけではありません。会議は単なる連絡や報告の場だけでなく、集団で何かを新たに生み出そうとする行為であり、「創造性」を発揮する場となり得ます。活性化された議論の中で、メンバー各々が決定事項に対して自ら実行していこうという意識を醸成する場でもあります。そのなかでファシリテーターは単に効率性を追求する進行役ではなく、創造性の発揮やチームの活性化までにかかわり、メンバーの自律を促す役割を果たすのです。通常の司会や進行役には、そこまで求められていません。

ファシリテーターの役割は、一般的にチームリーダーが担います。ファシリテーションスキルを発揮しながらチームをリードするスタイルは、「支援型のリーダーシップ」と言い換えられます。ファシリテーターが脚光を浴びる背景には、「指示型のリーダーシップ」だけでは立ち行かなくなっている企業の現状が見えます。

この「支援型のリーダーシップ」は「リーダーシップ」という名を冠していますが、その本質は従来のリーダーシップのあり方とは位置づけが異なります。これまでリーダーシップのあり方を論議する際は、通常、リーダーの課題設定能力、統率能力、意思決定能力といったものに焦点が当たっていました。一方、支援型リーダーシップの焦点はチームメンバー一人ひとりに当たっています。支援型リーダーシップの真の狙いは、メンバーの主体性や自主性を育み、当事者意識を喚起することによって、一人ひとりをチーム運営の担い手とすることです。

「組織ファシリテーション」は、組織変革の担い手に求められる役割とスキルです。

いま、多くの企業で、自律した社員が求められ、その自律を促そうという試みが行われています。自律した人とはどのような人でしょうか。「世界に変化を望むのであれば、私たち自らがその変化を起こさなければならない」。これはガンジーの言葉です。一人ひとりが、問題は自分の外にあると考える限り、永遠に何も起こりません。何かが起こることや、誰かが助けてくれることを待っている人たちを、自律しているとは呼びません。

自律している人は、望む結果を達成するために必要なことを、自ら行います。自らの問題と捉え、自分で解決しようとします。こうした人材を育てる時こそ、支援型のリーダーや組織ファシリテーターが威力を発揮します。

変革に向けて組織を引っ張れば引っ張るほど、メンバーが受け身になり、遠のいていく――そんなジレンマに悩みませんか。しかし、企業の変革に際しては、各人の自主的・主体的・積極的な関与が
不可欠です。そして、変革をファシリテートする人材がそれを「たやすくfacilitateする」のです。
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