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私たちのこころはなかなか思うように動いてくれません。もう悩むのはよそうと思っていても、簡単には立ち直れなかったり、元気に生きていきたいと願っているのに、何となく気持ちがふさぎ込んで、悲観的な考えしか浮かんでこないことがあります。
自分を勇気づけて、何とか自分の力で解決しようとしても、すぐには効果が表れません。そうすると気持ちがますます落ち込んでいきます。物事が悪い方へ悪い方へと向かっていて、何をやってもうまくいかないような気がしてきます。そして、どうすることもできない自分をつい責めることになります。
そのうち、迷路にはまり込んだかのように、その状態から抜け出せなくなります。しかし、そうなっても、決してあきらめないでください。私たちのこころは、苦しみを乗り越えるだけの力を持っています。誰にだって、つらいことがあっても、それを乗り越えて前向きに生きていく力が備わっているのです。
そのときに役立つのが「気分転換」の発想です。
気分転換というと、日常の生活から離れて、いつもと違ったことをしなければいけないと思われるかもしれません。しかし、必ずしも特別なことをしなくても、日常のなかでこころを楽にすることはできます。日常を否定して、自分に無理なことをさせるのではなく、ありのままの自分を肯定し、充実した生活をしていくための生き方と言ってもいいかもしれません。
では、気分転換をするためには、どのような考え方をすればいいのでしょうか。
気分転換をするということは、ひとことで言えば、視野を広げるということです。
自分があることで悩んで、問題の中に入り込んで身動きがとれなくなり、つらくなっているときに、そこから少し距離をおいて、また別の視点から問題を眺めなおしてみるのです。これは特別なことではありません。ふだん私たちが日常的にしていることです。
◆自分を責めず、自分を大切に
自分の中で問題や悩みが大きくなって、つらくなってくると、どうしても視野が狭くなります。そして、問題の大きさや、気持ちの苦しさや、「どうしていいかわからない」自分の弱さばかり気にかかって、そのために、「これが駄目なら、こうしてみたらどうだろう」という発想の転換ができなくなり、自分から、問題解決の道を閉ざしてしまうのです。
自分のことを考えているのに、自分のことがよく見えていない、ということがよくあります。自分の考え方は、良い面も悪い面も自分にとってごく当たり前で、そのためにどこに問題があるのか見えにくくなります。いつの間にか思考が止まったままグルグルまわっているような状態になっていても、それに気づけません。
私たちは、悩みの世界に入ってしまうと、全体の枠組みが見えなくなります。いま、何をどう考えなければいけないのか、そもそも自分はなぜ悩んでいるのか、といった全体を見通せなくなります。目の前のつらい状況にばかりとらわれて、問題を全体の中に位置づけるということができなくなるのです。
そんなときこそ視野を広げて、自分の行動や気持ちを眺めてみてください。同じ行動を繰り返していないか、偏った見方をしていないか、自分のこころから少し距離をおくと、また違った見方ができるようになります。違った見方をすることで、きっと新しい解決法が浮かびあがってくるでしょう。
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