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よりよい対人関係を築くには
私たちは誰しも、人から認められたい、という欲求を持っています。
「人は何のために生きるか−それはストロークを得るためである」
Transactional Analysisの創始者であるエリック・バーン博士のことばです。お互いに認め合い、“心の触れ合い”を持てれば、これに勝る喜びはありません。もし、他人から認められることがなければ、どんなに財を築いて、高級車を乗りまわしたり、豪邸に住んだところで、こころはうつろの日々を過ごさなければならないでしょう。
ところで、人間に最上の喜びをもたらすこのストロークを職場の人々や家族に与えることができれば、相手はさらにいっそう能力を発揮しようという気持ちを抱き、人間関係も素晴らしいものとなります。
ところが、それを知っていたとしても、なかなかうまくいかないことがあります。というのは、私たちは誰でも自分なりのストロークの与え方や受け方のクセを持っているため、純粋で素直なこころのふれあいを交換しにくいからなのです。
私たちは、子供の時に両親や学校の先生からしつけを受けて育てられてきましたが、彼らが、ほめたり、叱ったり、おだてたり、無視したり…と、私たちに与えたストロークは、その人なりに固有のクセがあったのです。それをもとに自分なりに身につけたストロークは、その与え方や受け方に独自のクセを持っているということになります。
私たちは日常、意識的、無意識的に人にストロークを与えたり、人からストロークを受けたりして、やる気を起こしてイキイキと活動的になったり、逆にまったくやる気をなくしてしまったりしています。
そんな経験を振り返ってみると、人それぞれに固有のストロークのクセがわかってきます
◆自分のストロークの与え方、受け方の傾向をつかもう
あなたは、自分でどのようなストロークを、どのように与えているか、反対に、どのようなストロークを求めようとしているのでしょうか。
｢キミは、ずいぶんきつい皮肉を言うねえ｣「あなたって、女を喜ばせるコツを知っているのね」…
そんなことを言われでもしないかぎり、自分のストロークのクセを自覚することはないでしょう。
しかし、自分のストロークの与え方、受け方の傾向をつかむことが、よりよい対人関係を築く第一歩なのです。
* i n f o r m a t i o n !
職場にストローク”こころの栄養素”を注ぎたい
とお考えの方は、
お気軽に「ライフデザイン研究所」にお尋ねください。
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