logomark 個人の輝きと組織の活性化を応援します!
ライフデザイン研究所-LifeDesign Institute-
TOP 各種パンフレット 会社概要[メンタルヘルス EAP] お問い合わせ[メンタルヘルス EAP] 個人情報保護ポリシー[メンタルヘルス EAP] サイトマップ[メンタルヘルス EAP]
経営コンサルティング/組織開発
人材開発/研修セミナー
ストレスチェック [メンタルヘルス]
キャリア & 心理カウンセリング
Member Login
会員企業の方は、こちらよりログインしてください。
ID
PASS
 
⇒パスワード忘れはこちら
⇒新規ご入会案内はこちら
Contents
ストレス雑学
ストレスと上手につき合う認知行動学
ストレスコントロール
うつ病とこころの病気
上司のためのメンタルヘルス
コーチング&ファシリテーション
セクハラ&パワハラ
家族のためのメンタルヘルス
ストローク“こころの栄養素”
キャリアデザイン
F ・・・ フリー
F/M ・・・ 一部メンバー限定
M ・・・ メンバー限定
レ ・・・ チェックもの有
 
こころの健康診断
「治すためのメンタルヘルス」から、『予防し高めるためのメンタルヘルス』へ
うつ病とこころの病気
INDEX
1 うつ病について
6 うつ病の方へのかかわり方
2 うつ病になるきっかけとは?
7 職場復帰と再発予防〔こころのリスクマネジメント〕
3 うつ病をチェックしよう チェックリスト
8 うつ病と自殺
4 うつ病の診断基準
9 職場で問題となる疾病とその対応 チェックリスト
5 通院・治療・服薬について
 
9:職場で問題となる疾病とその対応
→精神障害の分類と診断名   →統合失調症   →躁うつ病(気分障害)   →神経症   →摂食障害(拒食症、過食症)   →パーソナリティー障害   →薬物依存症   →アルコール依存症   →久里浜式アルコール依存症チェックリスト   →依存症の種類   →心身症   →外傷後ストレス障害(PTSD)   →急性ストレス障害   →適応障害   →自律神経失調症   →自律神経失調症調査表チェックリスト
躁うつ病(気分障害)
躁状態(または軽躁状態)とうつ状態が、周期的に現れるのが特徴的ですが、どちらか一方の状態だけを示すものもあります。(DSM―Wというアメリカの診断基準では、躁うつ病を双極性障害と呼び、うつ病を繰り返すものは含みません。)

一般に躁状態よりうつ状態の期間の方が長いといわれており、軽躁状態とは躁状態より軽い状態のものをいいます。症状が治まると通常の精神状態に戻り、人格荒廃などにいたることはありません。

◆躁状態の主な症状
 
  • 自己の十全感…自分は完璧な存在で、何よりも優れている、と思っている
  • 少ししか眠らなくても疲れを感じない
  • 気分の高揚
  • 早口、多弁、雄弁で他人が口を挟むすきがない。深夜でもかまわず電話する
  • つぎつぎに考えが浮かび、まとまりがない
  • 活発になり、思いついたことをすぐ行動に移す
  • 浪費、性的逸脱行為などの行動をとり周囲が止めようとすると怒りだす
  • 集中力に欠ける …など

躁状態は、活動的で次々にアイデアも浮かび、表情もいきいきとしているので一見調子が良いように見えますが、多額の借金を抱えたり、人間関係を悪化するなど社会的信用を失う恐れがあります。また、周囲の人は困っているのですが、本人には自分が病気であるという認識に欠けていることが少なくありません。重度の躁状態では、入院が必要になることもあります。


◆治療方法
 
 薬物療法

主な治療方法は薬物治療です。リチウムなどの気分安定薬、抗うつ薬、抗精神病薬などがあります。
躁うつ病は、再発しやすいため予防のための継続投与が有効だと考えられています。

 精神療法

二次的なものとなり、躁状態での行動の後悔の念を和らげるサポート的な役割をします。


◆対応および受診の勧め方

早期に受診を勧めることがポイントになります。うつの場合には、励ましたりすると逆効果となり、余計に追い詰めることになるので注意が必要です。

まわりの言葉に敏感になっている場合が多く、不用意な言葉に傷つくこともありますので、「職場のことは心配しないで療養し、また元気になりましょう」などと、安心できるように言葉をかけ、当人の負担を取り去る方向で接するのがよいでしょう。

一方、躁の場合は、軽い場合は活気があるなど容認される傾向があるほか、本人も治療を受けたがらないこともありますが、やはり家族や友人などとも相談しながら、受診を説得することが大切です。


◆職場復帰に際しての対応

躁うつ病は、適切な治療を受ければ、多くはまたもとの状態に回復するものです。ただし、再発の可能性もあり、発病のきっかけが転勤や異動だった場合は、同様の状況において再発の可能性も考えられることから、十分な注意が必要です。
BACK UP NEXT
Copyright© 2000 LifeDesign Institute. All rights reserved.