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真実の関係とは
調教師とお釈迦様
自分自身へのストローク
微笑みの効用
"愛"の基本的要素
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“愛”の基本的要素 |
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精神科医のエーリッヒ・フロムは、<愛>には少なくともと4つの基本的な要素がある、と説いています。
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1 |
「配慮」 |
愛とは、愛する人の生命と成長に関心を示し、積極的に関わることです。愛の本質は、愛する人のために“働き”、何かを“育てる”ことなのだから、愛する人への思いやり、気づかいは形で示されます。 |
2 |
「責任」 |
愛は義務感からではなく、自発的に相手のニーズに応(こた)えること。
「責任(レスポンシイビリティ)」とは「応答(レスポンス)」する「能力(アビリティ)」です。 |
3 |
「尊敬」 |
尊敬は“恐れ”でも“畏怖(いふ)”でもありません。
愛する人をあるがままに見、その特異な個性を知り、尊重することです。 |
4 |
「理解」 |
人を尊敬するには、その人を理解することなしには不可能であり、その人への配慮と責任も、その人を理解することができて可能となります。一方、理解もその相手に対する関心や配慮によって動機づけられなければ空虚になります。また、愛の局面である理解は、愛する人の周辺にとどまらず、その人の中核において理解することであり、愛とは相手への積極的な“侵入” なのです。 |
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愛は、愛する人の生命と成長への関心と配慮、相手のニーズへの応答、相手の存在そのものへの尊敬、相手の中核においての理解を求めるという行為によって示されます。
このように、少なくとも4つの要素を持った<愛>は、ちょうど車の4つの車輪のようなもので、どれ一つを欠いても車が走らないように、<愛>は成立せず、成長もしないのです。
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