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神経症
1.
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| 2.
パニック障害
| 3.
抑うつ神経症
| 4.
強迫性障害
| 5.
心気症
| 6.
ヒステリー
| 7.
恐怖症
3
抑うつ神経症
抑うつ神経症は、神経性うつ病や気分変調症などとも呼ばれたりしていて、内因性うつ病との鑑別が困難なことが多いものです。
アメリカの精神医学者アキスカルの診断基準を以下に挙げます。
精神病的でないこと
現実と空想との区別ができ、自分が病気であるという認識はあり、幻覚や妄想がありません。
軽症であること
うつ病の症状が全て出現することはなく、食欲、睡眠、性欲などに強い障害はありません。
また、日内変動(うつ気分が一日の内で変化する)や焦燥感がありません。
ほとんどの例で他の神経症の症状がみられます
不安や強迫、離人症状などがみられますが、抑うつ症状が主体です。
心因性であること
本人が訴える原因(例えば、経済的な問題や喪失体験など)は、誘因にすぎず神経症的な性格と大きく関係しています。
性格に起因する抑うつであること
神経症的な性格が根本にあり、生活の中で葛藤を持っています。
うつ病と抑うつ神経症の主な違い
うつ病
抑うつ神経症
病前性格
メランコリー親和型、執着性格
神経質、依存的
リズム障害
日内変動あり行動抑制が特徴的
日内変動なし行動抑制はうつ病に比べて少ない
睡眠障害
入眠困難、早朝覚醒、熟眠困難
入眠困難はあるが、早朝覚醒は少ない
症状の状況変動性
一定
状況に応じて気分は変動する
精神的構え
自分を責める
他人を責める
〔「精神障害の臨床」日本医師会より〕
治療方法
●薬物療法
抗うつ薬、抗不安薬などが主に処方されます。
●精神療法
支持的な精神療法、認知行動療法、森田療法などがあります。
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