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認知行動心理学とは
自動思考に代わる考えに気づくポイント
視野を広げよう
認知行動心理学の自己学習〔セルフラーニング〕
自動思考とは
コラム集〔こころの柔軟体操〕
認知の歪みに気づくパターン
 
11:コラム集〔こころの柔軟体操〕
→スランプの正体  →自分の“症状”を“診断”しよう  →スランプ症状を知る  →変化を取り入れ、気分を一新しよう  →自信をつけよう  →自信を取り戻そう  →こころに弾みをつけよう  →こころにメリハリをつけよう  →マイナスイメージを一掃しよう  →頭の息抜きをしよう  →自分の良い点を見つけよう  →スランプ体質を改善しよう
自分の“症状”を“診断”しよう

私たちは、ふつう薬を飲む前に、自分の症状を知ろうとします。たとえば熱はあるのか、お腹が痛いのか…など、どの程度悪いのかがわからなければ、いまの自分にはどのような薬が必要なのかもわかりません。スランプの“薬”を“飲む”場合も同じで、自分の症状を正しく知ることが求められます。体の病気の場合は、熱を計ったりして病気の程度を診断しますが、スランプの“症状”を“診断”するのに必要なのは、自分を客観視することです。

私たちが暮らしている日常は、気づく気づかない、良い悪いに関わらず、いろいろな刺激に囲まれています。「今日、こんな事件が起こった」といった社会的な刺激、「○○さんから電話がかかってきて話をした」といった対人的な刺激、温度や部屋の明るさといった物理的な刺激などがそうです。

これらの刺激が、こころに与える影響は大きいのです。不快な刺激だと、それがスランプの原因になることもあります。たとえば、断るのが苦手なのに訪問販売員がしょっちゅう来る、隣の家のピアノの音が気になってしかたがない、などといったマイナスの刺激があると、それがきっかけで気持ちが憂うつになったり、仕事や勉強などの作業に支障が出たりします。

スランプの原因が、こうした環境にあるのにそれに気づかず、いくら集中力をつけようと思っても、マイナスの環境を変えないことには難しいのです。気づくためには、いま自分がどのような環境で、どのような刺激にさらされているのかを考えてみる必要があります。そして、環境が原因だとわかれば、それを取り除くことが、真っ先に求められる“薬”だとわかります。それが、「セルフ・モニタリング」をして、“診断”を下し、“薬”を処方するということなのです。

自分を客観視する内容を整理すると、

  1. どのような環境にいるのか
  2. それに対して自分はどう行動し
  3. そこからどういう結果が起こり
  4. 自分はどう感じたか

どういう気分だったか、を知るという4段階に分けられます。

たとえば、最近上司との人間関係がうまくいかず、スランプを感じているとします。それを「うまくいかない」とひと言で片付けず、上司と自分との関係を客観的に見てみるのです。

  1. 最近、上司が自分を誘わなくなったので、上司に嫌われたように感じている
  2. それに対して自分の行動は、上司と視線を合わせづらく、声も小さくなり、朝の挨拶もしていない
  3. その結果、上司のほうも自分に挨拶をしなくなったり、不機嫌そうな顔をする
  4. それに対して自分はますます上司にひけめを持ち、話しづらさを感じている

といった4段階に整理してみます。

この客観視して現状を整理することこそが、スランプを抜け出すための“処方箋”を作る手がかりとなります。たとえば、いまの例でいえば、とりあえず上司に挨拶をしてみることで、お互いのギクシャクした関係が改善されるかもしれない、という案が出てくるわけです。

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